売買のルール
自分の売買ルールを持つには
そのトレードルールの基本となるのは、具体的な建玉や損切りの方法、資金管理ですが、実際に運用するときのマネジメントも、儲けるためにはとても重要な要素です。
この三本柱が利益を上げ続けるための必須の条件となります。
その最初にやらなければならないのが建玉の仕方です。まず利益の上がるチャートのパターンを見つけます。次に利益に対する損失の比率から、損切りの金額やラインを決めます。
これだけでも1年以上かかるかも知れません。次に過去のデーターにルールを当てはめる、バックテストという地味な作業を繰り返して、勝率や利益を検証しなければ使い物になりません。
ここまで読むとあきらめる人も出てきます。なぜなら、儲かるということは「そう楽でもなさそうだ」ということが解るからです。
相場で儲けるためには、もちろんそういったトレードの手法が重要でもありますが、逆にそれは買うことで補えますので、最も重要なのはマネジメントにあると思います。
トレンドがあるチャートを見てください。誰でも儲けられそうに思います。しかし、実際に儲けている人はごく僅かです。その違いがなんなのかを知ることが、儲けるためには絶対必要となります。
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マイルールの勝率を確認する
自分の投資ルールの確認や勝率を計算するために、場帳を付けている人は何人いるでしょうか?
場帳を付けずにトレードをしていると、場当たり的に取引をしてしまったり、損失が出続けることに耐え切れなくなって、利益が出る前にあきらめてしまうことになりかねません。
勝率が3割のルールでトレードをしていると、10回に7回は損失になるわけですから、7回の損失が先に出ると精神的に耐え切れなくなります。
自分のトレードのルールをしっかり把握しながら、安定した精神状態でトレードを続けるためにも場帳を付けることはとても重要なのです。
場帳?それはとても簡単です。
日付、ルール、売買、約定値、仕切り値、損益を書いておけばいいのです。
そうすれば、マイルールの勝率を計算するのだって簡単です。
ただし、大事なのはこれだけではありません。
トレードのルールは、三人三様さまざまなパターンがあるのでしょうが、そのパターンが表れた時に確実に利益を取るためにあります。
そのパターンがたとえば12時間で何回あらわれ、その時の勝率が何割なのかが大切な部分です。
それが解らないと、精神的に参ってしまうことが多いのが相場なのです。
ドル円ならドル円だけの運用成績を集計してみては如何でしょうか。
計画的な利益を上げるには?
上がりそうだから何となく買って、利益が出たから何となく利食いする。儲かればそれでいいのですが、継続して利益を出せないのであれば、その売買は偶然でしかありません。
「当たれば大き、損も大きい」売買は、先に損になれば1回の売買で終わってしまうかも知れません。
継続できなければ、利益を上げることがもできないのですから、決まった売買ルールがなければ長続きはできません。
自分の得意パターンがあって、さらに次の取り決めが必要です。
1.資金量のうちの1回の売買量
2.損切り
3.建玉と利食い
絶好のチャンスは今だけに限ったことではありません。
幻の1回きりの利益で終わることなく、自分の売買ルールをしっかり決めて、今後何度でも押し寄せるチャンスをものにしましょう。
テクニカル分析をする目的
あなたがテクニカル分析でトレードをしているとしたら、何の目的でしているのでしょうか?その目的を明確にしておくと、相場の結果が違ってくることをご存知でしょうか?
その逆に「明確な目的」がないと、迷いに迷って結局は相場にのまれて撤退しなければならなくなります。
そのテクニカル分析は何のためにするのかと言うと、最終的にはトレードを単純化することにあります。
つまり、テクニカル分析は常に変化する複雑な相場の動きに、自分に合ったパターンを見いだし単純化することにあると言ってもいいでしょう。
利益を出している人にとっては「当たり前」のことでも、利益を出していない人はこのことを理解していません。
ご存知のように「テクニカル分析」は、いくらでも複雑にすることができます。組み合わせによっては、数十種類のテクニカル指標を組み合わせることも可能です。
しかし、ちょっと待ってください?
そんなに複雑にして、実際に売買するのは何日に1回ですか?
グラフを後から見るとすべて取れそうに見えますが、実際やるとなかなか取れないものだということを身をもって知っている方なら、そんな無駄なことはしないでしょう。
話を前に戻すと、テクニカル分析はパターンを見いだして、そのパターンを単純化して数を極力少なくすることです。
取れるところを全部取ろうとせずに、自分のパターンにハマッタときだけ売買をします。それ以外は見送るか相場が逆に言ったら損切りです。
そのパターンにハマッタとしても損切りが続く事もあります。その時の損切りは、許容しなければいけない「必要経費」みたいなものです。
そう思えば、巷に山ほどある「必勝法」なるものも、その著者にとっての「得意なパターン」だと言うことができます。自分とは違うパターンはたくさんあるのです。
自分の売買パターン、自分のルールを持ちましょう。テクニカル分析はその時の指標です。単純な方法で偶然ではなく確実に利益を取れる方法とやり方を身につけましょう。
計画的にしかも着実に利益を上げる
買いのポジションを持っているなら「どこまでこのトレンドが続くのか?」と言うことと「どのサインで利食いをすればいいのか?」ということを意識し続けたれることが大切だと思います。
アップトレンドなら「もっと伸びて欲しい」と思い続けるのは当たり前ですが、利益を上げるうえで重要なのは、「どうなったら手仕舞うのか」ということを明確にしておいて、その時に実行しなければなりません。
「もっと利益が欲しい」という感情はわかりますが、利益になろうがなるまいがルールを淡々とこなせる実行力こそが利益を上げられるかどうかの分かれ目です。
「もっと」という気持ちはわかりますが、誰もが「どこまで続くのか」わからないのですから、決済の売りサインが出れば断固として「撤退」することです。
利益を上げると言うことはそういうことで、たとえ利食いした後にさらにトレンドが続いて利益が伸びたとしても、それは気にしない「ルール通り」の利益に満足することです。
さらに上手になろうとするなら、取り残した部分を利益に換えるルールを確立するために「どういうルール」の確立と「どういうリスク」を許容しなければ検証する必要があります。
場当たり的に「今回だけは?」と思った瞬間から「利益の神様」は顔を引っ込め、「もっと頑張れ!もっと頑張れ」と悪魔がささやき始め、結局最終的に損をします。
勘に頼るような売買をせずに、常に冷静に計画的な利益を積み上げることに重点をおいた売買に徹しましょう。
